【新型コロナ】感染者減少傾向も経路不明の割合が急増 静岡県「夏休みで県外移動が増えた影響か」
静岡県はきのう4日、伊東市と伊豆市の人の感染を発表しました。ともに現時点では感染経路不明です。
きのう発表の2人も感染経路不明
静岡県はきのう4日、伊東市と伊豆市の人の感染を発表しました。ともに現時点では感染経路不明です。
静岡県内の感染者は減少傾向にあるが…
静岡県内の感染者数は減少傾向にありますが、一方で、感染経路が分からない感染者の割合は増えています。
感染経路不明の症例が「患者の増加にどうつながるか心配」
静岡がんセンター 倉井華子感染症内科部長
4日開かれた静岡県議会の特別委員会。県の新型コロナウイルス専門家会議で座長を務める静岡がんセンターの倉井華子感染症内科部長は…。
静岡がんセンター 倉井華子感染症内科部長:「感染経路がよく分からない症例が増えてきている。この後、患者の増加にどうつながるか心配している」
感染経路不明の新規感染者は7月は1割ほどでしたが、先月上旬から3割に上昇しているということです。
静岡県は夏休みで県外への移動が増えたことが影響しているとみています。
東部で目立つ新規感染者
また、ここ1週間の新規感染者は県の東部で発生している傾向があります。
「医療機関、高齢者機関でいかにクラスターを出さないかが肝」
静岡がんセンター 倉井華子感染症内科部長:「東京に近いことからきていると思うが、東部は比較的陽性者が多い。医療機関、高齢者機関でいかにクラスターを出さないかが肝になる」