興奮・幻覚・陶酔などの作用…精神に影響 静岡県が3つの薬物を「指定薬物」に指定

 静岡県は、「薬物の濫用の防止に関する条例」に基づいて、新たに3物質を知事指定薬物に指定しました。

 県によりますと、指定されたのは、通称名①Cyputylone・N-Cyclohexylmethylone ②N-Desethyletonitazene ③1T-AL-LADの3つです。3つの物質は、人の体に使用された場合、興奮や幻覚などの作用を人の精神に及ぼし、さらにこれから濫用されるおそれがあると認められるとして知事指定薬物として新たに指定されました。指定されることで、法的に製造や販売、所持が禁止されます。県内では今のところ、流通事例は確認できていないということです。

 3物質の指定は7月3日に告示され、4日から適用されます。国も今後、法律で指定薬物に指定し、7月13日からの施行を予定していることから、県の指定は13日に失効します。

興奮・幻覚・陶酔などの作用…精神に影響 静岡県が3つの薬物を「指定薬物」に指定