JCHO清水さくら病院起工式 地上7階建ての新病院に 静岡市清水区

建物の老朽化などから移転が決まっている静岡市清水区の桜ヶ丘病院ですが、21日移転先となるJR清水駅東口で新しい病院の起工式が行われました。

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JCHO清水さくら病院起工式 地上7階建ての新病院に 静岡市清水区

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 静岡市の田辺信宏市長ら関係者およそ70人が出席して行われた起工式では、鍬入れなどが行われ、工事の無事を祈りました。

 来賓として出席した静岡市の田辺市長は「きょうの起工式が周辺地区のまちづくりが始まる皮切りになります」と挨拶しました。

 JR清水駅東口に建設される仮称・JCHO清水さくら病院は総事業費68億円、地上7階建ての病床数159床で、2024年の12月に完成する予定です。

桜ヶ丘病院森典子院長:
「患者さまにも非常に狭い中に、療養環境もあまりこのましくない状況なもんですから、もう一日でも早くこちらのほうに移って、良い療養環境を提供したいと思ってまいりましたので、今日の日は本当にありがたいと思っております。職員も大変喜んでおります」

 静岡市清水区桜が丘町の桜ヶ丘病院は、施設の老朽化が進んだことから移転先を探していて、2020年に病院を運営するJCHOと静岡市が、JR清水駅東口公園へ移転することで合意しました。

 しかし移転先が「津波浸水移転区域」であったことから、住民から反対する声も聞かれます。