実の父親による卑劣な犯行か 死亡した3歳の男の子の死因は臓器破裂による失血死 静岡・磐田市
1月静岡県磐田市のアパートで、当時3歳の男の子が病院に搬送されその後、死亡が確認されました。
警察によりますと、男の子の体には複数のあざが確認され、病院から警察に「普通の病死ではない」などと通報があったということです。
警察は遺体や現場の状況などから、事件性が高いと見て捜査を開始し、父親で無職の男(26)を傷害致死の疑いで逮捕しました。
警察は男の認否を明らかにしていません。

しかし、逮捕前の聞き取りでは。
和田佳代子記者(4月)
「後ろに見える事件現場のアパートはメゾネットタイプで父親の男は当時、男の子が階段から落ちたと話していたということです」
逮捕前の任意の聞き取り対し「子どもが階段から落ちた」と話し、容疑を否認していたことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
実の父親による卑劣な犯行。
男の子の死因は臓器破裂による失血死で、捜査関係者によりますと、肝臓が破裂していたということです。

男の中学時代を知る男性
「好青年なイメージで明るい感じもしたしそんなまさかそんな人がという感じで想像がつかなかったですけどね」
男の近隣住民
「一緒に釣りに行けるで嬉しいとか言ってたからさ。釣りが好きだったね。あいさつに来た時も子どもをお母さんが抱っこして、夫婦と三人でお母さんが抱っこして来た。ここ一緒に住むデーって言ってた。良かったねーなんて言ってさ」
捜査関係者によりますと、犯行時母親は不在でアパートには男と男の子が2人でいたということです。
これまでに磐田市には虐待やネグレクトの相談はなく、警察は家族から話を聞くなどして慎重に調べを進めています。
