大阪府が飲食店に設置を要請したCO2センサーって? 空気中の二酸化炭素の濃度…1000ppm超えたら「換気」を
空気中の二酸化炭素の濃度が数値に…1000ppm以上が換気の目安
ノジマ MARK IS静岡店 松永芳明さん:「これがCO2センサーです」
温度と湿度を示す数値の上に大きく表示されている、471ppmという数字。これが、この空気中の二酸化炭素の濃度です。換気の目安となる数値は1000ppm以上だと言われています。試しに、機械の後ろについているセンサー部分に、少し息を吹きかけてもらうと…
ノジマMARK IS静岡店 松永芳明さん:「息を吹きかけたら数値がだんだん上がってきました」
Q.1000ppm以上になったら?
松永さん:「もう換気ですね。ただ、さっきのようにこのくらい離れていたところでいくら話しても数値は466のまま変わっていなかったので、空気が流れていれば、そこまでの変化はないです。例えば事務所とか、お店だと、複数の方がいらっしゃるので、当然のことながら、この数値は上がってくるわけで、換気していいのかっていうのが一目瞭然で分かる」
換気しないと20分ほどで「黄信号」
大阪で行われたCO2センサー実証実験の映像を見ると、閉め切った部屋に設置されたこちらのセンサーでは、最初、良好を示す青となっていますが、20分ほど会話が続くと、二酸化炭素濃度が上がり、黄色へと変わりました。換気が必要だというサインです。
数字と一緒に色でも換気の目安が表示されるCO2センサー。店には問い合わせが増えているといいます。
松永さん:「第4波ということが言われ始めたころから、問い合わせが増えています。一般の方も多少いますけど、やはりお店の方が多いです。対策をどういうふうにしようかということで、皆さん悩みながら考えているという所が現実ではないかなと思います」
こちらの店で取り扱っているCO2センサーは今のところ、この1種類ですが、今後の状況に応じて、品ぞろえを増やすことも検討していくということです。
松永さん:「静岡もコロナが増えていますから、関心は非常に高いと思うので、できる限り安心して頂けるものをそろえていかなければならない。その辺は考えながら市場を見ていこうと思っています」