救命胴衣が助けた命…父親と児童2人が海に流される 救命胴衣着用の子ども2人は自力で岸へ 150m沖まで流された父親もサーファーが救助 浜松市

 浜松市の遠州灘海岸で20日、父親と子ども2人が波にさらわれる事故がありました。3人は自力で海岸に戻ったり、サーファーに救助されたりして無事でした。

 20日午後3時ごろ、浜松市中央区の遠州灘海岸で「子ども2人と大人1人が海に流されている」と通行人から119番がありました。警察や消防によりますと、夫婦と10歳の女児と7歳男児の子ども2人が家族で海岸に遊びに来ていて、父親と子ども2人が波にさらわれたということです。消防隊が駆けつけた時には、子どもは既に岸に上がっており、父親は沖合150メートルほどまで流されていましたが、近くにいたサーファー2人に救助されたということです。3人にけがはありませんでした。

 子ども2人はライフジャケットを着けていましたが、父親は着用していませんでした。

 警察は「水辺に行く際はライフジャケットを着用しましょう」と注意を呼びかけています。

救命胴衣が助けた命…父親と児童2人が海に流される 救命胴衣着用の子ども2人は自力で岸へ 150m沖まで流された父親もサーファーが救助 浜松市