今川義元の命日に…ゆかりの寺が一般公開 「竹千代(のちの家康)手習いの間」も 静岡市 臨済寺
5月19日は戦国時代に織田・今川が争った桶狭間の戦いがあったとされる日です。駿河の戦国大名・今川義元の命日にあたり、静岡市のゆかりの寺が特別に一般公開されました。
和田佳代子記者:「こちらのお寺は修行道場であるため、通常は入ることができませんが、きょうは特別公開日ということで、平日にも関わらず、雨の中多くの拝観者が訪れています」
静岡市葵区の臨済寺で、戦国大名・今川義元の命日の19日、法要が行われ、約150人が参列しました。
臨済寺には今川義元の墓があり、今川家の人質として竹千代時代の徳川家康が幼少期を過ごした場所としても知られています。国の指定重要文化財である本堂や、国の名勝に指定された庭園、今川義元と兄・氏輝の木像。また、「竹千代手習いの間」という幼少期時代の徳川家康が勉強するのに使用していたとされる部屋も公開されました。
女性2人組
女性A:「歴史が好きなもんですから、年2回の公開日に来れることがいいチャンスだと思って来ました。期待通り楽しんでいます」
女性B:「公開日に合わせて仕事の休みを取ったので、本当によかったです」
男性:「これだけ大勢の方が来られるとは、思ってもみませんでした。びっくりしました」
一般公開は、例年、春と秋の年2回のみですが、今年は6月1日にも新しい防火設備の完成に合わせた特別公開を行う予定ということです。