あなたの今年の漢字は?「和、心、幸…」 街で聞いたこの1年

アナウンサー:
「今年の漢字が発表されましたが、静岡の街の皆さんは、この一年をどんな漢字で振り返るのでしょうか」

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13日午後、「今年の漢字」が発表され、2021年を代表する漢字は「金」に決まりました。

それぞれの今年の漢字を街で聞くと…。

画像: 静岡市内

静岡市内

今年の漢字は「和」 富士市民(30代):
「自粛とかで制限をかけられていて、ちょっと自由ではないが、自分とか家族も『和む』ような暮らしができたらいいなと思って。以前よりは少し行動が自由になったのかなと思います。子供がいるので、ぼく。子どもたちと一緒に遊んだりする時間が和みますね」

コロナ禍の自粛生活を振り返る人がいる一方で、身の回りで起きた出来事にちなんだ漢字を挙げる人も。

今年の漢字は「孫」 静岡市民(60代):
「初孫が生まれて、それも双子で男女で。かわいいですよ、自分の子供、女の子が欲しくて女の子の名前しか考えてなかったんですけど、男が2人続いたもので持てなくて、孫で女の子が生まれて最高です。」
「(Q年末年始は 会えそうですか?)年末はこちらに来る予定なので楽しみにしている」

今年の漢字は「変」 静岡市民(20代):
「個人的にいろんな心境の変化とか 環境の変化が大きかったので。普通の会社員からスポーツジムに転職したりとか。結局でも以前の上司の職場のところに戻って感じなんですけど」
「(Qじゃあ、会社からスポーツジムに転職して、もう一回会社に戻って?)また、そう(笑)。落ち着きがないです」

今年の漢字は「心」 静岡市民(60代):
「妻:今年、心臓の手術をしたんです」
「夫:心臓の弁を交換して」
「妻:(Q手術は無事?)はい。無事に終わりました。」
「夫:もう 山登りしています。この間 熊野古道歩いてきましたけど」
「妻:あんまり調子に乗らないようにとは言われています。こんなに回復する人は珍しいって言われている」

今年の漢字は「念」 静岡市(80代):
「ぼくは『念』なんですよ。『残念』、『無念』、さびしいというのも入っている。女房が、もう1年入院している。入院というか、入所っていうんだね。きのう、おとといも会いに行っている」
「やっぱり神経を使う。コロナ関連のウイルスを持っていくんじゃないかと心配がある」 

こちらの夫婦は、旦那さんが今年大きな節目を迎えたといいます。

今年の漢字は「楽」 静岡市民(60代):
「自分、今年定年だったので。だから、今までは苦しかったけど、これからは楽しもうということで『楽』。仕事の面にしても、去年からコロナになったので、それで非常に会社も一時期厳しくなって苦しい中でやって、定年までなんとか勤めはできたので、これから楽して楽しくいこう」
「自分は旅行とか温泉が好きなので、そういう、まあ、定年になる前にも行っていたけど、いま、行けなくなっちゃたんですよね。これからは温泉とか旅行をしたいなと」

奥様にも、今年の漢字を聞いてみると。

今年の漢字は「幸」 静岡市民(60代):
「一緒かなと思ったけど『幸』。今が一番幸せかなと思う。夫も仕事で大変だっただろうけど、やはり帰ってくると、とげとげしくなるじゃないですか。なので、いまは柔らかい感じで、いいかなと思います」
「(Qどんなときに幸せ感じますか?)やっぱ、こうやってね、何気なくこうやって、一緒に買い物したり、なんかそういうことが幸せかなって思って(笑)」

コロナ禍になって2年。多くの人々の生活や思い出に、その影響がにじみ出ていました。

今年の漢字、あなたはどんな1文字を選びますか?