静岡銀行が決算を発表 2期ぶりの増益 融資の増加が要因に
静岡銀行が2020年度の決算を発表し、2期ぶりの増益となりました。
静岡銀行によりますと、銀行単体の売上高を示す経常収益は前の年からおよそ38億円マイナスの1800億6700万円でした。一方、経常利益は前の年からおよそ50億円増えた515億円600万円で2期ぶりの増益となりました。
静岡銀行は中小企業や個人向けの融資がバランスよく増加したことや、新型コロナの影響による大企業への資金繰り融資が大きく増えたことを増益となった要因としてあげています。
今年度の見通しについては、新型コロナ感染拡大の影響で経済が急回復することは見込めないとしつつも、経常利益を5億円多い520億円と予想しています。