「清水庁舎は移転せず、現庁舎を改修」 検討委員会が結論 静岡市

 静岡市清水庁舎の移転を巡る問題で、検討委員会は「庁舎の移転はせず、現庁舎の改修を行う」という結論を出しました。

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「清水庁舎は移転せず、現庁舎を改修」 検討委員会が結論 静岡市

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 清水庁舎移転を巡っては、2018年にJR清水駅東口公園への移転・建て替えが決まりましたが、その後、同じ場所に桜ヶ丘病院の移転計画が浮上。検討委員会では移転か、現庁舎の改修か、など複数のパターンを議論してきました。

 18日は、多くの委員から「サッカースタジアム案など、目まぐるしく情勢が変化している中で、建て替えは考え直した方がいい。市民に愛着のある現庁舎で、将来の選択肢を広げることも重要」などの意見が出され、移転ではなく現庁舎の改修を行うとの結論が示されました。

清水庁舎整備検討委員会 恒川和久委員長:
「改修という方向で委員会の役割は大きなところは果たせたと思う。10年20年たった時に新築できるという確証もないので、将来も含めて論点を整理して、次回以降提示したい」

 来月の次回会議では、改修後の庁舎をいつまで使うのかなどについて議論し、年度内に改修の方向性を決める方針です。