これぞ新嘗祭献上の伝統技 若手職人が鰹節の研鑽会 静岡・焼津市
静岡県焼津市で、伝統の鰹節の製造方法を若手職人が学ぶ研鑽会が行われました。
これは鰹節の製造技術の伝承と習得、そして後継者を育成するため焼津鰹節水産加工業協同組合が1982年から開いているものです。参加した若手職人は、ベテランの指導を受けながらカツオのさばき方などを学んでいました。
若手職人:「(ベテランは)非常に簡単そうにやられている。手際が良くて最終の鰹節になるまでをこれから見るのが楽しみ」
きょう仕込んだカツオは今後5回のカビ付けを行い、10月中旬までに最高級の本枯節に仕上げ、11月に行われる新嘗祭に献上されるということです。