『竜巻』発生…建物51棟に被害 「ゴーという音…」「飛行機が飛んできたのかと」 静岡・牧之原市 /今週の静岡
被害にあった大石さん:「風がダーっと突然吹いてきて、外に出たら用水路で舞っていた。物置小屋が」
カメラは、竜巻とみられる渦が、空にたちのぼる瞬間をとらえていました。降っている雨が横殴りになってしまうほどの激しい雨。牧之原市では竜巻とみられる突風が発生しました。
静岡空港で撮影された映像には、竜巻のような渦が、空にたちのぼる様子も映されています。
動画提供者 50代
「娘が『あっ竜巻だ』って言ったんです。そしたら、すごい実物があって初めて見た光景だった。もし走っている車が急に巻き込まれたらどうなるんだろうという心配はあった」
「ゴーという音…」 外壁が飛ばされ…
牧之原市内のドラッグストアでは、突風によって外壁の一部が吹き飛ばされてしまう被害も。一方、郵便局では、軒下の壁がはがれ落ち、ガラスが割れるなどの被害も発生しました。
Q.風の音や勢いは?
相良郵便局員:「ゴーという音は認識した。聞いたことはない音ではある。強い音がしていると思った時から5秒くらいでガラスが割れ、その後10秒から15秒くらいで強い風の音はしなくなった」
「飛行機が飛んできたのかと」
牧之原市や島田市の一部地域では、停電も発生しました。
白木愛奈アナウンサー:「突風被害があった牧之原市大沢地区です。固定されていた柵が折れ曲がっています。その奥には物置があったのですが、突風の影響で下の用水路に落下してしまったそうです。さらにトタン屋根は風にあおられ、あちらの電線の上まで飛ばされてしまったということです」
被害にあった大石さん:「4時近くに風がダーっと突然吹いてきて、外に出たら用水路で舞っていた。物置小屋が」
こちらの住宅では、庭に設置していた物置小屋が用水路に吹き飛ばされてしまいました。
小屋の前にあった柵を突き破るほどの猛烈な風だったと言います。
被害にあった大石さん:「ゴルフのセットとか水槽とかそういうものがいっぱいあったが、全部飛んじゃった」
別の住民:「なんか飛行機が飛んできたのかと」
大石さん:「俺も最初は墜落したのかと、飛行機が」
「竜巻と認められる」…建物51棟に被害
こうした突風の一部について静岡地方気象台は「竜巻と認められる」と発表しました。突風発生時に活発な積乱雲が通過中だったことや、被害が帯状に分布していたことなどを理由としています。
突風の強さは、秒速およそ35メートルと推定され、強さを表す6段階の指標のうち、最も低い分類となっています。
牧之原市によると、この突風によって、2人が手や足に軽いけがをしたほか、建物51棟に被害が出たということです。