J3最下位に沈むアスルクラロ沼津が元日本代表・中山雅史監督の退任を発表 後任は鈴木秀人コーチ
アスルクラロ沼津は14日、中山雅史監督が退任すると発表した。静岡県藤枝市(旧岡部町)出身の中山雅史氏は、現役時代磐田で活躍して日本代表に選出、1998年フランスと2002年日韓W杯に出場した。
2023年、現役時代も所属した沼津の監督に就任。3年目の今季は開幕戦で白星発進も、昨季の主力メンバーが多数引き抜かれた影響もあって直近はクラブワーストの7連敗で最下位に沈んでいた。
中山氏は「常にスタジアムや様々な形で熱いご声援、情熱で私たちを鼓舞し続けてくれたアスルクラロ沼津のファン・サポーターの皆さんやパートナー企業の皆さまの期待に応えることができず、笑顔でスタジアムを後にさせてあげられなかったこと、晴れやかな気持ちにさせられなかったことが、悔しくて情けなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。共に戦ってくれた選手、スタッフはいつもゲームに向けての準備、全力で闘う姿勢と気持ちを整えていてくれたことに感謝しますし、それを勝利に結び付けられなかった自分の未熟さに、腹立たしさを感じます。まだまだ成長過程のアスルクラロ沼津が発展し続けられるよう、自分にできる形でこれからも力を尽くしていきたいと思います」とコメントした。
なお後任監督には鈴木秀人コーチが就任する。