カツオ窃盗事件めぐり船会社が検察審査会に申し立て 鹿児島県の男性ら2人の不起訴に不服

冷凍カツオの窃盗事件をめぐり、検察が鹿児島県の卸売販売元代表の男性ら2人を不起訴としたことについて、被害にあった船会社が検察審査会に不服を申し立てました。

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 2021年3月、宮城県の船会社が水揚げした冷凍カツオ8トンを盗んだなどとして逮捕された鹿児島県の卸売販売業元代表の60代の男性と、冷凍倉庫の元責任者の50代の男性について静岡地検は、8月に不起訴処分としていました。船会社の弁護士によりますと、2人は窃盗行為に深く関与したとして船会社が4日、検察審査会に不服を申し立てたということです。

 鹿児島県に盗んだカツオを横流ししたとされる事件をめぐっては、神奈川県の運送会社元社長(49)ら3人が窃盗罪で起訴されていて、12日に初公判が行われます。