マダニ媒介の感染症で90代男性死亡　2025年感染者7人目過去最多　静岡県

マダニが媒介する感染症で９０代の男性が死亡しました。静岡県内の死者は２０２５年で３人目です。

　静岡県によりますと１日賀茂保健所管内に住む９０代の男性が発熱し検査を行ったところ、ウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群」と診断されました。

　男性は７日に死亡し、胸には刺し口があったということです。

　発症前に農作業をしていてマダニにかまれて感染したとみられています。

　静岡県内での今年の感染者は７人目となり、過去最多を更新しました。

　マダニは春から秋にかけての活動が盛んで、静岡県は草むらや畑に入る場合は肌の露出を少なくするよう呼び掛けています。