マダニにかまれ感染…今年県内3人目のSFTS患者を確認 80代男性「かまれた自覚なく」感染場所は不明 静岡
静岡県は24日、熱海保健所管内在住の80代男性が、マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染していたと発表しました。県内では今年3例目です。
感染が確認された80代男性は、14日から発熱や下痢などの症状があったため、医療機関を受診したところ、重症熱性血小板減少症候群であることがわかりました。男性は現在も入院中ですが、快方に向かっているということです。
県によりますと、男性はマダニにかまれた自覚はなく、どこで感染したか分かっていない、ということです。
県は、春から秋にかけての時期はマダニの活動が盛んになるとして、野山や草むら、畑などに入る際には、肌の露出を少なくするなど対策をするよう呼びかけています。