J2ジュビロ磐田ハッチンソン監督を解任 残り7試合で1年でのJ1復帰を目指す

 1年でのJ1復帰を目指すJ2のジュビロ磐田が29日、監督解任を発表しました。残り7試合での重大決断、大きく舵を切りました。

 27日に行われた明治安田J2リーグ、ホームでの大宮戦。落とせない「昇格のライバル」との一戦でジュビロは、前半10分にコーナーキックから先制。さらに4分後に追加点をあげ試合の主導権を握ります。ところが、前半終了間際にキーパーのミスを突かれて失点を許すと、そこからまさかの4失点。ホームでなすすべなく逆転を許し、連敗。順位を8位に落とし、残り7試合でJ1自動昇格圏の2位とは勝ち点差8と厳しい状況に追い込まれました。

 これをうけて、ジュビロは29日、ハッチンソン監督の解任を発表しました。ハッチンソン氏は今シーズンからジュビロの監督に就任。ボールを保持する攻撃的なサッカーで1年でのJ1復帰を目指していました。ハッチンソン監督は「私が去ることになっても、クラブのミッションは変わりませんので応援をし続けて下さい」とコメントしています。

 クラブは29日の練習から、選手としてもジュビロで活躍した久藤清一コーチが暫定的に指揮を執ると発表しました。

J2ジュビロ磐田ハッチンソン監督を解任 残り7試合で1年でのJ1復帰を目指す