12月の静岡県内の景気の評価を引き上げ…前月の「持ち直しの兆しが見られる」から「持ち直している」に 日本銀行静岡支店

 日本銀行静岡支店は12月の静岡県内の景気について、前月の「持ち直しの兆しが見られる」から「持ち直している」へ評価を引き上げました。

画像: 12月の静岡県内の景気の評価を引き上げ…前月の「持ち直しの兆しが見られる」から「持ち直している」に 日本銀行静岡支店

 日本銀行静岡支店によりますと、県内の景気は新型コロナや原材料不足の
影響が徐々に和らぐもとで「持ち直している」と評価を引き上げました。

 「個人消費」も人の流れが復活したことから「旅館・ホテルの宿泊客数」が回復し、一部の品目を除き「持ち直している」と評価を上げました。

 一方「生産」の「二輪車・二輪部品」で半導体不足の影響が残り、「弱含んでいる」と評価を引き下げました。

 日銀静岡支店の野見山浩平支店長は「海外経済が回復し、輸出の拡大が期待される国内外の需要も高まり、価格上昇の動きが始まるかもしれない。今後の動向に注目したい」とコメントしています。