台風15号による天竜区の土砂崩れ「市の対応に法令違反は指摘できない」浜松市第三者委員会

去年、浜松市天竜区で発生した土砂崩れを巡る行政対応について、第三者委員会は市の対応に法令違反を指摘できないとの見解を示しました。

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台風15号による天竜区の土砂崩れ「市の対応に法令違反は指摘できない」浜松市第三者委員会

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 去年9月に発生した台風15号では、浜松市天竜区緑恵台の土砂が崩落し住宅3棟が損壊、3人がけがをしました。

 崩落の起点には盛り土が造成されていたことから、これまで浜松市は有識者らによる第三者委員会を設置し、行政対応を検証してきました。

 委員からは市民からの通報などを受けた際の市の対応について、「県の条例など関連する法令に対し職員の対応に問題は指摘できない」としたものの、「関連部署で情報共有できていれば対応のあり方も変わった可能性がある」という見解が示されました。

 第三者委員会は今後報告書をまとめ、市に提出するとしています。