「何をバカなことを言ってるのか…」 ”雲隠れ”のあげくに会見拒否とは… 吉川赳議員の言動に怒り心頭の自民党地元支部 静岡・富士市
雲隠れの吉川議員が文書で反論
雲隠れを続けている吉川赳衆院議員が文書で反論しました。
6月上旬、18歳の女性に飲酒させ現金4万円を渡した“パパ活”疑惑が報じられ、その後自民党を離党し公の場に姿を見せていない吉川氏。これまで本人の口から語られていたのは…。
Q:ご記憶として、その当日の行動については?
吉川赳 衆院議員:「きょうはちょっとすいません。記事を見てから回答します」
Q:国民に説明する気持ちはある?
吉川赳 衆院議員:「内容によっては…」
この発言から、およそ2カ月。公の場に姿を現すことはなく、依然として、本人の口から説明は一切ありません。
吉川氏の地元・富士市の記者クラブは「地元有権者はじめ国民に顔が見える形で、自らの疑惑を晴らすべき」として、記者会見の開催を要望していました。
届いた回答書は会見を拒否…
しかし吉川氏から届いた回答書には…。
吉川赳 衆院議員(VO):「まず私が現時点で説明すべきと考える、本問題が自らの軽率な行動により招いたものであること及びこれに対する陳謝、更に、本問題に関する私自身の考え方につきましては、全て私のブログにおいて公表したとおりです」
7月15日に更新したブログでの説明が全てだと主張。現在“パパ活飲酒”疑惑を報じた週刊誌に対し、提訴の準備中であることなどから記者会見を拒否しました。
さらに“雲隠れ”についても…
吉川赳 衆院議員(VO):「まず私と致しましては国会閉会中であったにすぎず、特に姿を隠していた認識はありません。今後も、私は、衆議院議員として、国会の活動及びその他の政務につきまして、今まで同様積極的に活動していく所存でおります。また私自身、今後は地元支援者を中心に個別に本問題の説明をできる限り行っていく所存でおります」
地元支部から怒りの声
“雲隠れ”を否定し、説明責任を果たすどころか、今後の国会議員としての活動意欲を示した吉川氏。
これに対し吉川氏を長年支えてきた自民党の地元支部からは、怒りの声が…。
自民党 富士市富士支部
稲葉寿利幹事長(VO):「(衆院議員として)どうやって活動していくのか。何をバカなことを言っているのか。国会議員の皆さんに辞職勧告をしてもらいたい」
3日に召集される臨時国会に吉川氏は姿を現すのでしょうか…。