【新型コロナ】福祉施設クラスター…マスクつけたがらない認知症の高齢者も BBQクラスターは連絡取れず 静岡県内24人感染

 静岡県内では8日、新たに24人の新型コロナ感染者が確認されました。12日連続で前の週を下回り、減少傾向が続いています。先週の同じ曜日から19人減少し、12日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。

画像: 【新型コロナ】福祉施設クラスター…マスクつけたがらない認知症の高齢者も BBQクラスターは連絡取れず 静岡県内24人感染 youtu.be

【新型コロナ】福祉施設クラスター…マスクつけたがらない認知症の高齢者も BBQクラスターは連絡取れず 静岡県内24人感染

youtu.be

 自治体別では浜松市がもっとも多く10人、静岡市で4人、沼津市で3人などとなっています。

 浜松市では西区神ケ谷町の福祉施設「神ケ谷園」で、新たにクラスターが発生しました。8日までに職員2人と入所者5人の感染が確認されています。家庭内感染した職員から施設に感染が広がったとみられ、職員や入所者は食事などの際に共有スペースを使用していました。職員34人、入所者105人がいて、認知症の高齢入所者5人ほどがマスクをつけたがらない状況があったということです。

 また、静岡市は6日に発表した野外バーベキューのクラスターについて、一部の参加者と連絡がつかないことから開催時間と場所を公表し、参加者に保健所の検査を受けるよう呼びかけました。バーベキューは5月29日に用宗海岸で開かれ、参加者19人のうち7人と連絡がつかないということです。

静岡市の会見
「今回の事例については、知人同士で連絡がつくと思っていたが、知人の知人という形で認識の甘さがあったと思う。用宗海岸で開催されたバーベキューに参加した方は、静岡市に連絡をしてほしい」