富士山静岡空港の中国・上海便 1日から一部運休中国運航会社は「機材調整のため」12月は半減の見通し
中国政府が日本への渡航を控えるよう呼びかける中、静岡空港と中国・上海を結ぶ定期便について、12月の便数が半減する見通しであることがわかりました。
静岡ー上海線は静岡空港が開港した2009年に就航し、コロナ禍の運休を経て、現在は週4便が往復しています。
静岡県によりますと、上海線を運航する中国東方航空から12月予定されていた18便のうち9便を運休すると連絡があったということです。
中国東方航空は、運休は「機材調整のため」と説明していて、渡航自粛要請への言及はなかったといいます。
1月以降も一部が運休する見通しで、空港振興課は「引き続き情報収集に努めたい」とコメントしました。
静岡空港には上海のほか、中国・青島への路線も就航していますが、こちらはこれまでのところ運休の連絡はないということです。
