静岡勢躍動 卓球団体男女ともに好発進
磐田市出身の水谷隼が混合ダブルスに続く、2つ目のメダルに挑みます。
まず、水谷は丹羽孝希と組んで、ダブルスに出場。左利き同士の異色のコンビが相手を圧倒します。相手を寄せ付けず、ストレート勝ち。日本は第2試合も勝利し、ベスト8進出がかかった第3試合に水谷が臨みます。今大会初めてのシングルス出場で、水谷は貫禄のストレート勝ち。日本は1ゲームも落とさず、快勝スタートです。
卓球日本代表 水谷隼選手:「きょうは皆、ストレート勝ちということで非常にいい入りができたんじゃないかと。一本一本のプレーをとにかく大事にしていきたいというか、噛みしめながらプレーしたい。」
一方、卓球女子は男子に先駆け、きのう1日、団体戦がスタート。
すでに今大会2つのメダルを獲得している磐田市出身の伊藤美誠と、これがオリンピックデビューとなる沼津市出身の平野美宇の“みうみま”コンビが悲願の金メダルに挑みます。
第1試合のダブルスには、平野が石川佳純と出場。危なげなくストレート勝ちを決めると、エース対決となった第2試合には伊藤が登場。多彩な攻撃で相手を圧倒し、1回戦突破に王手をかけます。第3試合を平野が決め、全試合ストレート勝ちで悲願の金メダルへ好発進です。
卓球日本代表 平野美宇選手:「すごく小さい頃から目指してきた舞台なので、ここの舞台に立てるだけでも感謝の気持ちを持って臨めたので、すごく良かったです。プレーしていても楽しくて、やっぱりオリンピックは特別だなとすごく感じました」
卓球日本代表 伊藤美誠選手:「この2日間ですごくたくさん睡眠をとれたので、本当に動きが良くて、動けるだけで幸せってすごく感じました。やっぱりたくさん試合ができる喜びと、こういう風にチームメイトと楽しく試合ができる喜びをすごく噛みしめて、試合をしていました」