11月の静岡県内の有効求人倍率は1.06倍と前月と同水準 引き続き物価上昇が雇用に与える影響に注意が必要 静岡労働局

11月の静岡県内の有効求人倍率は1.06倍と前の月と同水準で、全国値の1.18倍を0.12ポイント下回りました。

 静岡労働局によりますと、業種別では人手不足などの影響で宿泊・飲食業が、建設業は若い世代への技術継承の観点と官民からの受注が増加したことで新規求人数が増えました。

 一方、製造業や卸売・小売業は人手不足を感じながらも原材料費の高騰などで企業収益が圧迫され、新規求人を見送る動きが見られました。

 静岡労働局は「引き続き物価上昇などの影響に注意が必要」としています。

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