立冬　季節の風物詩・箱根松並木のコモ巻き　静岡・三島市

　コモ巻きは1970年から毎年実施されており、今年で53回目となります。

　二重折りのコモを使って松の根元から約1．5mの高さの場所に、2周ずつ縄を巻きコモを固定していきます。

　箱根松並木は全長およそ1km。
　
　江戸幕府が1604年に東海道の大改修の際に植えたのが起源とされています。
　
　太平洋戦争では多くの松が燃料として伐採され、最盛期には700本あった松も現在は246本に減りました。

　コモ外しは来年春の啓蟄の日に行われます。