大雨被害 浜松市北区で30代男性が、磐田市では70代男性が行方不明に

静岡県内では2日から線状降水帯が発生するなど、各地で激しい雨が降りました。浜松市や磐田市では行方不明者も出ています。

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大雨被害 浜松市北区で30代男性が、磐田市では70代男性が行方不明に

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  降り始めから3日午前5時までの降水量は、浜松市春野で507.5ミリ、浜松市熊で505.5ミリなど、6月としては観測史上最大となっているところがあります。

片山真人アナウンサー:
「土砂が流れ下った後があります。土砂崩れが発生し男性が巻き込まれました」

 浜松市北区引佐町では、住宅に崩落した土砂が流れ込みました。

 1階部分が崩壊し、この家に住む30代の男性と連絡が取れなくなっています。

 土砂崩れは2日夜9時ごろ発生したとみられ、警察と消防が男性を捜索しています。

 磐田市では2日午後6時ごろ、敷地川の堤防が決壊し氾濫が発生しました。

 磐田市によりますと大平地区に住む70代の男性と2日朝から連絡がとれなくなっているということです。

 県は被害が大きい磐田市に対し、災害救助法の適用を決めました。

 また、浜松市西区協和町では裏山が崩れて住宅が全壊しました。

 この住宅に住む39歳の男性が住宅に足を挟まれてけがをしました。

 各地で浸水被害も起きていて、浜松市だけでも午後1時40分現在、床上浸水が28棟、床下浸水が117棟確認されているということです。