台風7号15日に静岡県最接近か14日、15日は警報級の大雨の恐れ　JR東海道新幹線で計画運休の可能性も　静岡地方気象台が注意呼びかけ

　8日発生した台風7号はゆっくりとしたスピードで南の海上を発達しながら北西に進んでいます。

　県内には15日火曜日ごろに最も接近し、上陸する恐れがあります。

　お盆休みへの影響も心配される中、静岡地方気象台は午後会見を開きました。

静岡地方気象台　佐々木淳弥予報官:
「影響が出始めるのは週明けの見込みですが、お盆休み期間を中心に大きな影響が見込まれる」

　静岡地方気象台によりますと、県内は13日ごろから断続的に雨が振り、14日から15日にかけては警報級の大雨となる可能性があります。

　13日ごろには波浪・暴風警報、14日ごろには大雨警報が発表される可能性もあります。

　また、今回の台風は1時間に10キロほどとスピードがゆっくりなため、影響が長引く可能性があるということです。

　JR東海は13日から16日の間で、東海道新幹線で計画運休や急きょの運転見合わせが発生する可能性があると発表しました。

　気象台は現時点では「進路に不確実性がある」としていて、最新の台風情報に注意するよう呼び掛けています。