J1清水エスパルスのロティーナ監督解任 チームは崖っぷちの残留争い

 J1残留へ。残り4試合となったところで、まさかの交代劇です。清水エスパルスは4日、成績不振を理由にロティーナ監督を解任し、平岡宏章コーチが新監督に就任すると発表しました。

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 スペイン人のロティーナ監督は、これまで東京ヴェルディやセレッソ大阪での手腕を高く評価され、今シーズンからエスパルスの監督に就任。2年連続でリーグワースト失点のチーム再建を託されていました。失点数は改善されたものの、34試合を終えた時点でわずか7勝にとどまっています。

 後任には、トップチームのコーチで、去年もシーズン途中から監督を務めた平岡宏章さんが就任することになりました。

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平岡新監督:「とにかく残留することがまず第一目標になってくるので、選手たちには伝えたが、犠牲心と一体感を勝点3取るために、綺麗なサッカーだけでは無理だと思うので、泥臭くていいと思うので、とにかく勝点3を取れるように1試合1試合いい準備をしていく。私自身は自分の全てを捧げるつもりで、この4試合、覚悟を決めてやっていきたい」

 現在、エスパルスはJ1残留ぎりぎりの16位。降格圏17位の徳島との勝ち点差は2となっています。残り4試合。生き残りをかけて平岡新監督は6日のホームの札幌戦から采配を振るいます。

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