参院静岡補選あす投票…3候補が最後の訴え 「勝って皆さんに恩返しする」「弱者に寄り添う政治を進めたい」「声なき声を政治に届ける」
参議院静岡選挙区の補欠選挙は、24日が投票です。選挙戦最終日の23日は3人の候補が各地で最後まで訴えを続けています。
前の議員の辞職に伴う参院補選には、届け出順に自民党で公明党が推薦する若林洋平氏(49)と、無所属で立憲民主党と国民民主党が推薦する山崎真之輔氏(40)、共産党の鈴木千佳氏(50)が立候補しています。
若林氏は午前、富士市で街頭演説を行いました。
自民党(公明推薦) 若林洋平氏:「どんなことがあっても、まずはコロナ対策。そして皆さんの人流、そして購買意欲、大きなところから小さなところに分配することが今回キーワードだと思っている。どうか最後の最後まで皆さん1票1票、若林洋平にください!何とか勝ち切って仕事で皆さんに真心でお返しします」
山崎氏は午後、焼津市で次のように訴えました。
無所属(立憲民主・国民民主推薦) 山崎真之輔氏:「いまようやく相手の肩に手が触れられる、横一線、もうちょい。ただし、まだ負けているんです。中央の論理ではなく地方の自立、大企業優先の仕組みでなく、弱者に寄り添った仕組み、そういう心優しい政治を進めていきたい」
鈴木氏は静岡市内を回って支持を呼びかけました。
共産党 鈴木千佳氏:「女性の声、暮らしの声、声なき声を政治に届けてまいります。静岡県民の命、子どもたちの未来を守るためにも、リニア新幹線の建設は中止。浜岡原発は再稼働を許さず廃炉に。一貫してぶれずに主張している私、日本共産党の鈴木千佳にみなさんの願いを託してください」
参院補選は24日、投票日を迎え即日開票されます。