低体温症か…富士山で倒れている男性を別の登山者が発見 会話ができない状態でブルドーザーで下山
12日、富士山富士宮口の9合5勺(しゃく)の登山道で倒れている登山者の男性を、別の登山者が見つけました。男性はふるえて会話ができず、低体温症とみられています。
静岡県警によりますと、12日午前11時15分ごろ、富士山九合目の山小屋に常駐している警察の山岳遭難救助隊員に、「九合五勺付近の登山道に男性の登山者が倒れている」、と連絡がありました。男性は震えて会話ができない状態で、低体温症とみられています。当時、富士山頂付近は風速15メートルの風があり、冷え込んでいた、ということです。
男性は救助隊員に付き添われて、たまたま近くにいたブルドーザーで富士宮口五合目に下山、救急搬送された、ということです。