動物もグッタリする暑さ 涼を求めて楽寿園に…来園者は去年の倍に 静岡・三島市
連日猛暑日を記録している静岡県内。きょうも三島や浜松市佐久間で35度を超え、猛暑日となりました。
きょうの県内も、広く高気圧に覆われ、朝から強烈な日差しが降り注ぎました。各地の最高気温は、三島で35.4度、浜松市の佐久間で35度まで上がりました。三島では2日連続、佐久間では8日連続の猛暑日です。
三島市 女性:「こんなに暑かったかと、毎年思ってると思うんですけど。ここ最近おかしいですよね」
小学2年生:「暑くてちょっと嫌な感じがする。(水遊びすると)涼しくて楽しいし、いい気持になる」
高さ10メートルまで上がる噴水など、三島市の楽寿園には「涼」を感じられる場所がたくさんあり、多くの家族連れが訪れています。この猛暑の影響で来園者は、去年の倍以上になっているといいます。
楽寿園 山川晃園長:「去年の8月の入園者数を今の段階で超えてしまっている。かなり高温にはなっていますが、、水があることで涼しい感じを得られるということで、皆さん来られるのかなと思う」
一方、連日暑さが続いている影響で園内ではこんな光景も。ぐったりとして疲れた様子の動物たち。楽寿園では動物の体調管理に特に気を付けているといいます。
楽寿園 福田捺紀飼育員:「これからまた(暑さが)強くなると思うので、その時は氷を置いてあげたり、扇風機も各場所で回しているんですが、今ないところにも付ける対応はしようと思う」
また浜松は34.7度、静岡で33.2度まで上がるなど、各地で厳しい暑さとなりました。県内では31人が熱中症の疑いで搬送されました。
県内はこの後金曜日までは高気圧に覆われ、猛烈な暑さとなる見込みで、引き続き熱中症に注意が必要です。週末は本州の南を低気圧が進むため雨が降り、猛烈な暑さはいったん落ち着きそうです。