42年ぶりの大雪に見舞われた静岡・伊東市 杉本憲也市長が鈴木康友知事に伊豆半島の防災対策強化を要望
42年ぶりの大雪に見舞われた静岡県伊東市。市長定例会見で杉本憲也市長が鈴木康友知事を訪問し、半島防災対策強化について要望していたことを明かしました。
2月8日、42年ぶりとなる寒波の影響で伊東市内の道路が通行不能となり、熱海市や伊豆の国市、伊豆市に通じる国道や県道が通行止めされたことで、一時的に「陸の孤島」と化した伊東市。
日曜日であったため多くの観光客が帰宅困難者となり避難所などに滞留する事態となる一方で、水道管の凍結や破損が相次ぎ、最大約5000世帯で断水。その結果1週間ほど市民生活にも影響が及び、伊豆半島地域の災害対応における脆弱性を浮き彫りとなりました。
この状況を踏まえ、2月24日に杉本市長が鈴木知事を訪問し、今回の経緯を説明。そして雪害被害に係る市が行う検証に対する県の協力、伊豆半島防災力の強化に向けた連携強化及び広域防災への国や県の財政的な支援を要望しました。
杉本市長は「鈴木知事からは県としてもしっかりと協力していく、広域連携が不可欠であり、伊豆半島全体の防災のあり方や県の関わり方について検討していくと言う返事を得た」と述べました。
今後、伊東市では災害時おける多数の観光客の滞留対策について検証作業を進めると共に、市民へのアンケート調査を行い、防災対応に繋げていくことを発表。また、雪害被害に関する検証を行うため、県警や消防、建設業や観光事業者など関係機関を集めた会議を3月中に開催し、防災対策などの仕組みづくりをしていくことを明らかにしました。