「報告しなければならないことがある」顧客の口座から約2億円を着服 静清信用金庫の男性職員が自分で申告

 静岡市の静清信用金庫は27日、男性職員が顧客の口座から約2億円を着服した事案があったと発表しました。

 静清信用金庫によりますと、用宗支店で営業を担当していた30代の男性職員は2024年10月から先月、13の顧客の口座から1億8200万円を着服しました。

 1月27日に男性職員が本部に対し「報告しなければならないことがある。お金を着服してしまった」などと申告し事案が発覚。

 男性職員は顧客に対し「金利の高い定期預金に切り替える」などと説明し、解約させた定期預金や新たに契約させるために普通預金から引き出させた現金を着服していたということです。

 静清信用金庫は顧客に謝罪し全額弁済しました。

 男性職員は業務を離れ、本部の聞き取りに応じているといい「競馬や競艇、ローンの返済にあてていた」と話しているということです。

 静清信用金庫は今回の事案を警察に相談し「調査対策委員会を立ち上げ、二度とこの様なことが起きないよう信頼回復に向けて取り組んでいく」としています。

静清信用金庫
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