山梨県と和歌山県で震度5弱…静岡県内も広い範囲で揺れを観測 専門家「防災を見直すきっかけに…」
山梨県と和歌山県で3日、続けて起きた最大震度5弱の地震では、静岡県内でも揺れを観測。専門家は防災を見直す機会にしてほしいと話しています。
気象庁「富士山噴火や南海トラフ地震に影響するものではない」
3日午前6時37分ごろ、山梨県東部・富士五湖を震源とする最大震度5弱の地震が発生。静岡県内では小山町で震度3、静岡市葵区、長泉町、清水町、伊豆の国市、伊豆市、沼津市、富士宮市、三島市で震度2を観測しました。
午前9時28分ごろには紀伊水道を 震源として再び。浜松市など西部で震度1を観測しました。
連続した地震について、気象庁は「富士山噴火や南海トラフ地震に影響するものではない」としています。
県内の専門家は
静岡大学防災総合センター 岩田孝仁特任教授:「もう一度、自分の身の回りの事を皆さん、考えて頂きたいんですよ」
くしくも週末には、県内各地で地域防災訓練が予定されています。
岩田教授:「いざという時にどう行動するのか、その時に支障になるのは何なのか、もし支障になる物があるのであれば、事前にそれを取り除く、対策をしておく、そういった事を皆で考える訓練だと思ってほしい」