小学生が提案!留守番をする子どもの不安や寂しさを解消するために高齢者との交流スペース設置 静岡・藤枝市
留守番時の子どもの安全を守るため、静岡県藤枝市で子どもと高齢者が
一緒に過ごせる交流スペースが試験的に設置されました。
久須美舞記者
「藤枝市の交流センターです。こちらの広い部屋には、授業を終えたばかりの児童がたくさん集まっています。子どもと話をする高齢者の姿もあります」
藤枝市に試験的に設置された子どもと高齢者の交流スペース。
友達同士で遊ぶ子もいれば、70代の男性に勉強を教えてもらう子も。
高齢者
「すごいきれいな字書くな~」
男の子
「でしょ!」
この取り組みを考えたのは、小学6年生の山田心那さん。
きっかけは自身の留守番の経験でした。
山田心那さん
「留守番が寂しいものだと思うようになってから、留守番をしている子どもの少しでも悲しい寂しいと思う気持ちを救えたらなと思った」
静岡県は今年度初めて、子どもたちの意見を施策に反映させるプロジェクトを実施。
136の応募のうち山田さんの提案が小学生部門で最優秀賞を受賞し、4カ月の準備期間を経て実現しました。
山田心那さん
「インターホンが鳴って危険な人だった時に間違えて出てしまったり、震災が心配で」
山田さんは、子どもが感じる不安の解消だけでなく、高齢者の寂しい思いにも応えたいと話します。
参加した子どもたちは2日間で267人。
取材をした2日目に訪れた60歳以上の参加者は6人でしたが、初日は20人が訪れ、子どもたちとオセロやトランプをして過ごしました。
市内に住む男性(72)
「(子どもたちが)楽しそうで良いし、明るい気持ちになります」
女の子・小学4年生
「いつもより暇じゃなくて楽しいからまた来たい」
Qおじちゃんと遊んでどう?
「楽しいよ!」
静岡県は、自治体の協力も得ながら取り組みを広げたい考えです。
静岡県こども政策課・芦沢裕之課長
「こういう場所があると、子どもが集まってきて放課後を過ごせることがよくわかったので、取り組みがまた他の市町に広がっていくようなことがあると大変うれしい」
山田心那さん
「みんなの笑顔を見て、留守番をしている子たちの笑顔になっているのかなと思ったらすごくうれしいし、もっと広がっていってほしい」