重油が100円→130円に 燃料費高騰にあえぐメロン農家の苦悩 静岡県
攻撃か、対話合意か、きょうもアメリカトランプ大統領の発言が注目を集めています。燃料費の高騰にあえぐ県内の主要産物の関係者も頭を悩ませています。
国民生活に影響を与えている「燃料価格の高騰」。県内のあの名産品にも影を落としています。袋井市を中心に県西部で栽培されている「クラウンメロン」
● クラウンメロン農家 須山弘明さん:
「(室温を)上げたり下げたり調整をしながら、きれいな編み目を出していくところが難しい。そこの暖房コストがかかってくるのが現状です」
「水分量」と「温度」が生育の鍵を握るクラウンメロン。ボイラーで沸かした熱湯を温室内に循環させ、一年を通して、20℃~30℃の間で調整しています。
● クラウンメロン農家 須山弘明さん:
「これが、重油を入れるタンクです。今、入っているのは2000~3000リットルくらい。多分、今月(1L)130円くらいになると思う、そうするとけっこう上がりますよね」
2月、1リットル100円ちょっとで仕入れた重油も、今では130円ほどに値上がり。影響が長引けば、死活問題となります。
●クラウンメロン農家 須山弘明さん:
「これだけ重油の価格が上がってくると『冬場は作らない』なんて人も出てきかねないので、せっかく一年中作れる強みも生きてこないし、そういうところも心配」
実は須山さん、クラウンメロン業界にとって33年ぶりとなる新規就農者で、2025年4月にひとり立ちしたばかり。「不慣れな作業」と「燃料の高騰」に気を揉む日々が続きます。
●クラウンメロン農家 須山弘明さん:
「経費が上がってくると、やっぱり心配。こればっかりは予想はしていなかったが、何とか乗り越えていくしかないので、みんなで知恵を出し合いながら工夫してやっていこうと思う」