【新型コロナ】静岡県内で新たに17人が感染 5人が変異ウイルス陽性 県は日帰り旅行支援の方針も
静岡県内では13日、新たに17人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。静岡市では新たに3人の変異ウイルス陽性も判明しました。
きょう県内で感染が確認されたのは、静岡市で7人、富士宮市で5人など合わせて17人です。
静岡市では新たに3人が、変異ウイルスのPCR検査で陽性と判明しました。このうち2人は9日に発表された変異ウイルス陽性者の接触者らで、1人は県外の新型コロナ感染者の濃厚接触者だということです。
市は変異ウイルスの市中感染は広がっていないとの見方を改めて示しましたが、不要不急の外出を控えるよう注意を促しています。
静岡市担当者:「感染経路が不明な方もいらっしゃいますので、市中感染が起きてているとまではとは言えませんが十分注意が必要だと考えています」
また県によりますと東部保健所と西部保健所の管内でも、合わせて2人、変異ウイルスへの感染が確認されました。このうち西部保健所管内の1人は海外渡航歴があるということです。
こうした中、感染拡大の影響で落ち込む県内の観光業を回復させるため、県は県内の日帰り旅行などを支援する方針を決めました。
具体的には県内の日帰り旅行の費用を1人につき5000円まで支援するほか、観光施設などで使える2000円分の地域クーポン券を配布するということで、5月の大型連休ごろの開始を見込んでいます。
この事業には国の補助金69億円あまりを活用する予定で、県は16日の県議会臨時会で補正予算案を提出します。