患者情報を一元化…療養者支援センター設置 手動入力を自動入力に 職員の負担を大幅に軽減 静岡・三島市
白鳥衛記者:「三島市のこちらの施設に新たに設置された療養者支援センター。ひっ迫していた保健所業務を大幅に軽減できるということです」
2日から運用が始まった静岡県の「新型コロナ療養者支援センター」。保健所業務を集約化したり、ICTを活用したりすることで、作業を効率化するのが狙いです。
これまでは県内7カ所の保健所が、それぞれで管理していた患者情報をセンターが一元管理。さらに感染者情報の管理システム「HERーSYS」に手動で入力していた患者の情報を自動入力に変更、これにより、職員の負担を大幅に軽減できるということです。
ほかにも重症化するリスクのある患者の対応に専念するため、重症化リスクがない患者については、最初の連絡を電話ではなくショートメールにしたり、相談窓口を限定したりするということです。