「静岡からムーブメントを」…パラアスリートから期待の声 パラスポーツ推進のための官民連携組織発足
パラスポーツの推進を目的とした、全国初の官民連携組織「ふじのくにパラスポーツ推進コンソーシアム」が、静岡県に発足しました。
30日開かれた設立総会には、会員となった民間企業や教育機関の関係者らが出席しました。総会ではコンソーシアムの事業計画が説明され、今年度は、パラスポーツの認知度を上げるための広報活動や障害者が使用する施設の整備に向けての話し合いなどを重点的に実施するということです。
また、10月に静岡県が主催するパラスポーツ運動会を認証事業として、開催に向けた連携を進めていくとしています。
総会の後は、東京パラリンピックの車いすラグビーで銅メダルを獲得した若山英史選手が活動への期待を語りました。
車いすラグビー選手 若山英史選手:「センターという拠点があって、そこを拠点にした強化育成につながるようなしっかりとした土台があれば、さらにこの先、静岡からムーブメントを作っていけると思う」