高騰する原油価格「重油が調達できない」…入浴施設が休業に 利用客「風呂入れんで残念だ」 浜松市

 イラン情勢によって高騰している原油価格。この影響で静岡県では入浴施設が休業に。現場を取材しました。浜松市が運営する、三ケ日総合福祉センター。施設内の入浴施設「いのはなの湯」は、25日から営業休止となりました。

三ヶ日総合福祉センター 加藤雄三館長:「こちらが『いのはなの湯』の受付。普段は番台さんがいるんですけど、本日から休みということで休止中と掲示をさせていただいた状態でございます」

 番台に貼られたお知らせには、「国際情勢の悪化により燃料、重油の確保が困難になり」、「当面の間、営業を休止」するとの記載が…。

高騰する原油価格「重油が調達できない」…入浴施設が休業に 利用客「風呂入れんで残念だ」 浜松市

三ヶ日総合福祉センター 加藤雄三館長:「毎週だいたい1000Lずつ重油を(業者に)入れてもらっていたのですが、それがその通り入れられるかどうか分からないという連絡があったのが経緯になります」

 お湯を沸かすための重油の調達が見通せなくなり、やむなく休止に。普段なら、入浴客でにぎわう館内は…。

三ヶ日総合福祉センター加藤雄三館長:「普段だいたい70人~80人くらい利用者がいるんですけど、しばらくお湯を抜いて、ボイラーのお湯はデイサービスの方で使うことにしました」

 入浴施設のほか、併設されている高齢者向けのデイサービスも含め、施設全体で1日に150リットルの重油を消費(一般向け入浴施設100L デイサービス50L)。一般向けの入浴施設での使用をストップすることで、節約した重油をデイサービスでの使用分に充てることにしたそうです。

三ヶ日総合福祉センター 加藤雄三館長:「(業者から)たまたま1000L今回あるのでと入れてもらった。ただ4月以降は(重油を)確保できていないそうです。10日~2週間は十分、デイサービスだったらいけるんじゃないかなと」

高騰する原油価格「重油が調達できない」…入浴施設が休業に 利用客「風呂入れんで残念だ」 浜松市

利用者「風呂入れんで、残念だ」

 「いのはなの湯」を、毎日利用しているというこちらの男性は…。

「いのはなの湯」常連客:「風呂入れんで、残念だ。新聞とかテレビでやっていたので、仕方がないなと。入りたい早く」

Q.まだいつまで休止か決まっていないそうです
A.「決まってないもんね。ま、未知数だもんね」

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市の担当者「こんな状況は初めて」

 こうした状況に、市の担当者は…。

浜松市浜名福祉事業所 鈴木麻子副参事:「今までこういった状況は私が知る限りで初めてで、今回の場合は本当に先が見えないので、いつまで休止になるのか、こちらも分からない状況で。本当に利用者の皆さんにはご迷惑をおかけしますが、こんな状況ですのでご理解いただければと思います」

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