期日前が取材…県議の集会にビックネームが集結 スクープ? 片山大臣と静岡のドン杉山県議の意外な関係 3カ月前の〝敵〟も壇上に 伊東市
山本期日前さん(静岡・伊東市 29日):「さあ、ただいま伊東市にやってきているんですけども、きょうは、なんと中田次城県議の集会にやってきております。なんで?って思われた方もいるかと思うんですが、実は中田県議が静岡県議会の副議長に就任されまして、そこに来られるメンバーがちょっとすごすぎるぞと。僕も県政報告会とかいろいろ見に行ったことあるんすけど、正直ちょっとこのレベルを呼ぶの、あんまり見たことがないと、ちょっと気になってやってきました。来られるメンバーは、まず片山さつき財務大臣、そして鈴木康友静岡県知事、そして細野豪志衆議院議員もいらっしゃいますし、そして、静岡県議会のドンと言われております杉山盛雄県議もいらっしゃるというところで、もう静岡県政のオールスターが集まった、こちらの県政報告会。どんな県政報告会になるのか、ちょっと見ていきたいと思いますし、伊東市は田久保市長で話題になりましたけども、その後、今どういう雰囲気になっているのかを含めてお伝えしていきたいと思います」
まずは片山大臣を直撃…スクープゲット
29日の日曜日、伊東市にやってきた山本期日前さん。まずは片山さつき財務大臣の会場入りを待っていると…。
期日前さん:「いま片山さつきさんが入られました。実は片山さつきさんが入る入り口のところに。片山さつきさんが手を振ってくれました」
なんと、静岡朝日テレビの取材クルーを見つけた片山大臣が自ら近づいてきてくれる、まさかの展開に!
片山大臣:「今度一緒に、女性の評論家(井柳教授?)の方も一緒にやりたいなと思って。番組かYOUTUBEを。静岡特集で私が結構静岡にディープな関係があるということを知らない人がいるんですよ。(静岡に)20年いるから」
期日前さん:「この静岡のディープな」
片山大臣:「県民以外誰も見ないようなところを言えるなと。MCでぜひよろしくお願いいたします。いま杉山盛雄県議と一緒で、杉山盛雄県議の杉山家とうちの片山家って親戚づきあい。ドンと言われる盛雄県議の仲人は、私の義父の片山豊なんですよ。だから50年付き合っているわけ」
期日前さん:「ああ、そうなんですね」
片山大臣:「ただ、私が政治に出ると思ってないわけよ。ある日突然、小泉さん解散してこうなってしまって、たまたま静岡7区に送り込まれたのが私っていうことだったので」
期日前さん:「片山家と杉山家のこのヒストリーの結びつきが特大スクープ」
児玉局長:「あすのとびっきりしずおかでやってもいいですか?」
片山大臣:「やってください」
早くも片山大臣と静岡県議会のドン杉山盛雄県議の知られざる関係というスクープ情報をゲットした期日前記者。かつて衆院選の静岡7区で戦った相手の話に切り込みます。
かつて選挙で戦った大臣との関係は?
期日前さん:「城内さんとの関係性でよく大臣になられたと、いろいろ質問があると思うんですけど」
片山大臣:「今はもうないけどね」
期日前さん:「斉木武志さんとも戦ったじゃないですか」
片山大臣:「斉木さんも自民党入ったじゃん。でも斉木さんもご苦労なさって、本当によくうちの方へ来てくださったと思いますよ。自民党に来てくれたんですからね。もうそれはみんな仲間ですから」
現職財務大臣への初めての単独インタビューに成功した期日前さん。
期日前さん:「どうでした? いや、片山さつきさんが会った瞬間、こちらに寄られてきて、いかにこれ今大臣になって全国的話題になってますけども、もっと静岡で活動したいって、自分がいかにこの静岡で活動してきたのかというのを知ってほしいというのが如実に感じたというか。そもそも静岡にこう縁があったというのは個人的に聞いて全然知らなかったお話でしたので、すごい衝撃的でした」
静岡の大物議員が大集合
そして、始まった伊東市選出の自民党・中田次城県議の県政報告会。静岡の大物政治家が勢ぞろいしました。会場にはおよそ800人が集まり、期日前さんも真剣な表情で取材します。
最初に挨拶に立ったのは杉山盛雄県議です。
杉山盛雄県議:「きょうは知事も片山大臣も来ておりますが、これだけ大勢の皆さん方に中田副議長のお祝いしてもらうことを本当に私も同志として、また盟友の一人として、改めて心から感謝を申し上げます。本当は私は中田君に一番やってもらいたいのは県連の幹事長なんです。この伊東市のためにも、私も彼に言われたことは必ずやり遂げる」
そして、片山財務大臣が登壇しました。
片山大臣:「この静岡県にもかつて財務大臣は誰もいなかったんで、私が初めてになりますが、本当に長年お世話になっている静岡県のためにも、ひと肌もふた肌も脱いでいかなくちゃいけないなと思って、応援にやってまいりました。どうぞよろしくお願いいたします。あの高市早苗政権の1丁目1番地の売りは、「責任ある積極財政」でございまして、予算委員会でいつも2人並んでいるもんですから、最強コンビとか恐竜コンビとか言われております」
片山大臣は「責任ある積極財政」が、伊豆半島の観光振興や道路整備、防災対策にもつながると強調しました。
片山大臣:「景気対策は、やはり責任ある積極財政のもとでも必要になってまいりますが、実態にあって喜ばれるものでなくてはしょうがないと。その気持ちでいつも取り組んでおりますので、きょうご来場の皆様、皆さんがつくり手だと申し上げてよろしいんだなと、このように思っております。そのためには複数年度予算ですね、今度、夏の概算要求からは予算の組み立ても抜本的に改革してまいりますので、ぜひご期待をいただきたいと思います」
静岡県 鈴木康友知事:「これからこの伊東も、そして伊豆半島も、もっともっと活性化をしていきたいと思っておりますし、そのためにも中田県議とこれからもっともっとタッグを組んでいきたいと思います」
このほか、自民党の細野豪志衆院議員のほか、地元静岡6区の勝俣孝明衆院議員、若林洋平参院議員らが挨拶に立ちました。また、公務で欠席した静岡選出の牧野京夫復興大臣、経済政策の司令塔・城内実経済財政担当大臣もビデオメッセージを寄せました。
3カ月前自民推薦候補を破った杉本憲也市長も登壇
このあと中田県議が、伊東市の課題などをスライドを使って報告。
最後にサプライズで、去年12月の伊東市長選で、中田県議らが支援する自民党推薦候補を破って当選した杉本憲也市長が登場しました。
静岡・伊東市 杉本憲也市長:「12月から何とか止まっている市政を前に進めようということで一生懸命やってまいりますが、やはり私だけではどうしても進みきることはできません。本当に貴重な時間をいただきまして、中田県議の懐の深さを改めて実感したところでございます」
ドン杉山盛雄県議の〝政治哲学〟を学ぶ
県政報告会終了後、会場を出る出席者を期日前さんが直撃しました。
片山大臣:「山本期日前先生どうも。きょうは光栄です」
杉山県議:「こんなのが光栄なの!?」
片山大臣:「すごい人気ですよね。選挙分析ですごい人気ですよね」
期日前さん:「本当に知ってくださっている、嬉しいです、ありがとうございます」
ここで期日前さんが、杉山県議に“県議会のドン”の「政治哲学」を聞くと…。
杉山県議:「しがらみのない政治って、それ無人島でやるんですかって言った。しがらみって何ですか? 人間、人間関係、人間関係のない政治なんてあり得ないじゃないですか」
期日前さん:「今、結構しがらみがないと言う人は、これはおかしいという」
杉山県議:「しがらみってなに?人脈?とは違う?」
期日前さん:「多分人脈とかいろんな業界団体に応援を受けてるとかっていうのは、多分他の政党と」
杉山県議:「公明党は全部、連合も全部」
期日前さん:「そうなります」
杉山県議:「だけどさ、しがらみっていう言い方と人脈という言い方が、同じような意味で捉えるならば、人脈のない政治家なんていうのは、何の役にも立たない、これは」
期日前さん:「これはもういろいろ長年も経験されていて、とにかく人脈」
杉山県議:「その人が『そうか、杉山のためだったら予算を付けてあげるよ。こういう政策は実現させるよ』って言えるような人間関係を何人持っているかだ。それがやっぱり地元のためになるわけでしょ」
期日前さん:「個人のためにやっていない。静岡県のために。ここまでいろんな関係性持たれていると、杉山さん最後、最大の目標にされていることとか、政治家人生としてあったりするんですか?」
杉山県議:「期日前に悪口言われないこと(爆笑)」
期日前さん:「悪口言ってないですよ。1回も言ってないですよ」
杉山県議:「本当?絶滅危惧種ってなんだあれ。俺、虫か動物か?」
期日前さん:「本当にほんとだから。今ほとんど新人の方、若手の政治家で、いない存在なので。やっぱ違うオーラを放たれているというのが、そこはやっぱり」
杉山県議:「いつもオラオラって言っているからかな」
鈴木知事「トップ(高市総理)が俺の後輩」
なんと鈴木康友知事も期日前さんを知っていました。
期日前さん:「山本期日前と申します」
鈴木知事:「テレビでね、拝見させていただきました。もともともう伊豆半島とかもったいないなという感じで思っていた。観光を含めてすごいポテンシャルなので、いろいろ今の秘策を考えているので。だから、もちろん、地元ゆかりの大臣も3人もいるというのは、これは大変心強いし」
期日前さん:「心強い」
鈴木知事:「もちろん、トップ(高市総理)が俺の後輩だから」
期日前さん:「松下政経塾」
鈴木知事:「お互い総理というのはね、先輩後輩の関係というのは死ぬまで変わりません。これはありがたい」
期日前さん:「もう死ぬまで変わらない?」
鈴木知事:「変わらないです。やはり彼女は先輩と言ってくれるし」
井柳教授「席順が気になった」
そして中田県議には、今回現場に来ていた静岡大学の井柳美紀教授とともに聞きました。
井柳教授:「伊東の歴史の中で、きょういろいろな、やっぱり今まで対立してきた人たちが一堂に会して、すごいまとまっている感があったんですけど」
中田県議:「だから、結局多くの人が伊東を落ち着かせてほしいと思っているんですよ。何か選挙のあれを引きずって、何かまた足を引っ張ってやれみたいなね。そうじゃなくて、もうここはここで手を握ってって」
井柳教授にはひとつ気になったことがあるようで…。
井柳教授:「席順が微妙に気になっていたんですけど。何か杉山盛雄さんが国会議員とか自民党の幹事長より、ちょっといい方にいたみたいな感じだから」
中田県議:「あれがでももう普通になっちゃうよね(一同爆笑)。まあ、ドンでしょうね」
期日前さん:「あ、それはもう・・・(動揺)」
中田県議:「それはドンでしょうね。みんなそう思っているでしょうね」
期日前さん:「次のドンになりたいなとかは?」
中田県議:「いやいや、そんなに比べものにならないですから。そんなこれっぽちも思ってません」
最後に、井柳教授に今回の県政報告会の政治的な意味を聞きました。
期日前さん:「今回どういったポイントを注目しました?」
井柳教授:「いろいろあるけど、やっぱり県政報告会で、これだけ人が集まるということ自身がすごいなと思ったんだけど。あと何だろう、伊東市長選挙とか、この1年結構大混乱だったけれども、何か最後に杉本市長が現れて」
期日前さん:「あれよかったですね。今後の伊東が、ここから、この名前が知れ渡った中でどうしていくのかという、やってやろうみたいな感じはありましたよね。ただ、いろいろな国会議員、大臣とかいる中で、一番最初に挨拶されるのが杉山盛雄県議という、「県議会のドン」と言われているのが、あれは衝撃的だったんですけど」
井柳教授:「でも、全国にもありますよね。何か茨城のドンと呼ばれた山口武平県議って、県内の国会議員よりも常に上座に位置づけたっていう、そういう地方議員って実力のある地方議員っていますよね」
期日前さん:「いや、この県政報告会の分析、おもろいですね」