静岡まつり始まる ここでも『イラン情勢』の影響が…プラスチック容器まで値上がり「でも価格に転嫁できない」 静岡市
大場舞桜アナウンサー:「青空に映える満開の桜、まさにお花見日和ですね~。静岡市の駿府城公園ではきょう3日からいよいよ”静岡まつり”が始まります」
静岡市の春の風物詩“静岡まつり”。今年は開催70回目を迎えます。そんな節目の年を祝うかのように、初日のきょうは青空のもと満開の桜が咲き誇りました。
大場舞桜アナウンサー:「ソメイヨシノもきれいに咲き誇っていてこれぞ春爛漫ですね~」
祭りのメインイベントは静岡県ゆかりの著名人が徳川家康に扮しておまちを練り歩く花見行列。今年は、浜松市出身の俳優・袴田吉彦さんと御殿場市出身のタレント・勝俣州和さんが務めます。きょうは平日にもかかわらず、公園内にはたくさんの花見客の姿が。
静岡市50代女性:「小学生のころから来ている」
Q.何が楽しみで来る?
A.「もう桜。桜ですやっぱり、きょうはばっちり」
静岡市20代男性:「きょうだけ晴れていたので、日頃の行いが良かったかな。上見ると視界が全部桜なのでベストポジション」
静岡まつりが仲間と集まる大切なイベントになっている人も。
藤枝市民80代男性(会社のOB会で花見):「年間行事の中で一番大きい。もちろん場所もいいし。最高に幸せです」
そしてまつりのお供に欠かせないのが…
大場舞桜アナウンサー:「公園内にはずら~っと屋台が並んでいる。今お昼時ということもあり多くのお客さんで賑わっています」
祭りと言えば屋台グルメ。今年は260店舗以上が集結しました。
相次ぐ値上がりに苦悩するキッチンカーの店主
澄んだ青空に満開の桜とこれ以上ないスタートダッシュを切った“静岡まつり”。ただ、イラン情勢の影響はここにも。
KanKans店主 清水直人さん:「県を跨ぐと、どうしても高速代や燃料費がかかるので、仕方ないところではあるが、一生懸命頑張って営業している」
浜松市内に店舗を構えながら、東は埼玉、西は三重までキッチンカーを出店しているというこちらのお店。移動距離が長いことでガソリン価格の高騰が営業に大きく影響していると言います。
KanKans店主 清水直人さん:「(出店場所が)決まっているものは仕方ないが、改めて遠出しようかという時に、選択肢の中からどうしても近場になってしまう」
テイクアウトならではの影響も。
KanKans店主 清水直人さん:「プラスチックのパックなどが、全てここに来て急激に上がっている」
1つあたり1円から1.5円程度値上がったというプラスチック製の容器。値上げ幅は小さいものの、大量に仕入れる店にとっては大きな痛手に。今後、さらなる値上がりが予想されることから、事前に購入し、ストックしている状況だと言います。
経費がかさむ一方、販売価格への転嫁は難しいのが現実です。
KanKans店主 清水直人さん:「お客さんは敏感なので、(量を)減らしたり、材料のクオリティを下げたりすると『味変わった?』と思ってしまうので、そこは何とか頑張って企業努力でしのいでいる」
さらに追い打ちをかけるように、あす4日はあいにくの雨予報。ただ、日曜は晴れ間もあるということで、店からは期待の声も。
KanKans店主 清水直人さん:「あすは残念な天気だが、日曜日は回復傾向にあるので、一人でも多くのお客さんに笑顔とおいしいものを届けたい」