浜松市天竜区の崩落土砂11月にも撤去完了の見込み 第三者委員会で原因究明へ

浜松市天竜区で発生した土砂崩れについて、市は11月中旬にも崩落土砂の撤去が完了する見込みだと発表しました。

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浜松市天竜区の崩落土砂11月にも撤去完了の見込み 第三者委員会で原因究明へ

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 浜松市天竜区緑恵台の住宅地では、台風15号の大雨で土砂崩れが起き、住宅3軒が損壊し3人がけがをしました。

 これまでの市の調査で崩落した起点付近に盛り土が造成され、およそ3000立方メートルが崩落したことが分かっています。

 市はこの崩落した土砂について、25日までにおよそ8割にあたる2300立方メートルを搬出し、11月中旬には全ての撤去作業が完了する見込みだと発表しました。

 崩落せずに残っている土砂については近くボーリング調査を行い、崩落の危険性があるかどうか調べるとしています。

 10月初めに設置した地盤伸縮計では、地盤の動きや地すべりは確認されていないということです。

 市は第三者委員会を設置し、崩落の原因を究明するとともに、市の対応についても検証していくことにしています。

● 浜松市 鈴木康友市長:
「行政の手続きや対応が妥当であったかどうかも含めて、これから弁護士の方も入っていただき、客観的な検証をして明らかにしていきたい」