サッカーW杯コスタリカ戦 静岡県内各地からカタールに声援!0ー1で敗戦も次のスペイン戦に向け「力が尽きるまで応援したい」
静岡県内からも、この大一番に向けて、熱いエールが送られました。
須藤誠人アナウンサー:
「権田選手が在籍する清水エスパルスのお膝元、静岡市では、パブリックビューイングが行われています。試合開始は午後7時からなんですが会場にはもうすでに多くの人たちが集まっています」
牧之原市のコスタリカ出身の女性は
笹村朱里アナウンサー:
「牧之原市にあるお宅にお邪魔しています。これからこちらの部屋で、コスタリカ人の奥さんと息子さん2人はコスタリカの応援。ご主人と集まったお友達は日本の応援をします」
牧之原市在住の大石健司さんとマリアネラさん夫妻。マリアネラさんはコスタリカ出身です。
結婚翌年から31年、日本で生活しています。
大石マリアネラさん:
「ワールドカップに出ているだけでも奇跡みたいことなので、(出場できた)その苦労が無駄にならないようにがんばってほしい。信じる。コスタリカのチームを信じる」
大石マリアネラさん:「1-0でコスタリカが勝つ」
大石健司さん:「3‐0で日本が勝つ」
友人も招いて、コスタリカ料理と日本料理を振る舞いながらの応援です。
浜松市では地元出身の伊藤洋輝選手に声援
原川朋華記者:
「浜松市内のスポーツバーには続々と人が集まってきました」
そしてこちらには、浜松市出身のディフェンダー、伊藤洋輝選手の叔父、太田伸明さんの姿が。
太田伸明さん:
「本当にまさか、生まれてから知ってる子が、ワールドカップの舞台、行くとは誰も思ってませんでした。静岡県でサッカー王国って言われているんで、なんとか活躍して、静岡県浜松市を盛り上げてくれたらなあと思っています」
「今、前半のキックオフです。」
ゴールキーパーはドイツ戦に続き、清水エスパルスの権田が先発。
安定したプレーでチームを落ち着かせます。
しかし、日本は圧倒的にボールを支配するものの、なかなか得点を奪うことができません。
試合は0対0で前半を折り返します。
大石マリアネラさん:
「コスタリカ結構がんばっている、でも0-0だとね。がんばっているけど、もっとがんばってほしい」
大石健司さん:「日本は前回も後半が強かったから、前半はまだまだ」
後半は…日本が1点追いかける展開
そして後半。
ついに浜松市出身の伊藤洋輝がピッチに送りだされました。
すると、後半開始直後。
「守田、前を向く、守田のシュート」
12分には、伊藤からのパスを受けた相馬。
「仕掛けていく。シュートきた~」
後半も、日本が試合をコントロールしますが、しかし、あと一歩のところでゴールを奪うことができません。
「伊藤対応する。吉田。あー、ボール拾われた、危ない。決められてしまった」
キーパー、権田がボールに触ったものの、ゴールネットを揺らされてしまいました。
日本、まさかの失点、1点を追いかける展開になってしまいます。
そして…
「ここで試合終了のホイッスル。日本のグループステージ第2戦、日本はコスタリカの前に敗れました。」
試合後権田選手、伊藤選手、そして応援した人は?
権田修一選手:
「こういうワンチャンスというのは向こうは狙っているのは分かってましたけど、そこのところでしっかり守れなかったというところが全てかなと思います。ただもう終わったことなので、しっかりきょうのゲームの内容をしっかり反省して次につなげたいなと思います」
伊藤洋輝選手:
「ボールを持つ時間が長かったのでそこで先制点を取れれば良かったんですけど、次スペイン戦に向けていい準備しないといけないと思います」
伊藤洋輝選手の叔父 太田伸明さん:
「(伊藤選手は)ちょっと硬かったかなという感じですね。本当にね、次のスペイン戦、全力で、出場したら頑張ってもらいたいと思います」
試合中、コスタリカで有名だという黒いマリア像を握りしめて観戦していたマリアネラさん。
コスタリカの勝利という結果に。
大石マリアネラさん:
「マリアが守ってくれた。本当にうれしい。たぶん私だけじゃなくてコスタリカ人全員が祈っていたと思う。うれしい。うれしいです」
一方、日本を応援していた夫の健司さんは…
大石健司さん:
「負けることはないと思ってた。くやしい。本当は引き分けで夫婦円満を狙っていた」
「希望は捨てずに全力を」
日本は次のスペイン戦に勝てば決勝トーナメント進出。
引き分けでも可能性はあります。
県民からも期待の声が…。
吉田町民 50代:
「いまのところ大丈夫だと信じている。ドイツのこともあるので希望は捨てずに監督さんにも全力を出し切っていただきたいと思う」
藤枝市民 20代:
「サッカーは勝ってなんぼだと思うので、背水の陣で勝ってもらえればなと思う。力が尽きるまで応援したい。」
静岡市民 20代:
「スペインは強いと思うが、最後まで戦ってほしい。決勝トーナメントまでいってほしいので、がんばってほしい」