静岡県警の警部補が勤務中に自動車を無許可で売買したとして古物営業法違反の疑いで書類送検される 県警本部長は県民の信頼回復に取り組むよう訓示
静岡県警の警察官が職務の合間に自動車を無許可で売買したなどとして県警の男性警部補が書類送検されました。警部補は依願退職しています。
静岡県警の警部補が勤務中に自動車を無許可で売買したとして古物営業法違反の疑いで書類送検される 県警本部長は県民の信頼回復に取り組むよう訓示
関係者によりますと、古物営業法違反の疑いで24日書類送検されたのは、県警高速隊に所属していた40代の男性警部補です。
警部補は複数年にわたり中古の自動車を同僚らに無許可で転売するなどして、不正に利益を得ていた疑いが持たれています。
男性警部補はすでに処分を受け、依願退職したということです。
県警では14日に三島警察署刑事課の36歳の警部補が住居侵入の疑いで、22日に交通機動隊の41歳の巡査部長が窃盗の疑いで逮捕されています。
大原光博本部長は
相次ぐ不祥事を受け県警は25日午前緊急所属長会議を開きました。

大原光博本部長:
「法を執行をする立場にある警察職員によるこれらの事案は、県警察に対する県民の期待と信頼を 裏切るものであり、極めて遺憾」」
大原光博本部長は県警の幹部ら80人に対し、再発防止に向けて県民の信頼回復に取り組むよう訓示しました。
大原本部長は22日にもそれぞれの所属長に対し、職員に規律を順守させるよう通達を出していました。