焼津市ではGWの大型イベント「大井川港朝市」がにぎわい 生シラスの販売は中止に
午前7時すぎ。早朝の大井川港(おおいがわこう)に、なが~~~~~い列が…!
●伊地アナ:
「大井川港朝市の会場に来ています。このあと午前8時から販売が始まるということなんですが、まだ30分以上あるのにご覧のように折り返しの行列ができています。100人以上の方が並んでいます」
今年は“最大12連休”となる、ゴールデンウィークがきょうからスタート!
焼津市では今年32回目の開催となる、「大井川港朝市」がにぎわいを見せていました。毎年1万人以上が訪れる、ゴールデンウィークの大型イベントです。
●藤枝市から(先頭に並んだ人):
Q.何時から並んでいる?
「朝6時から。釜揚げシラスを狙ってきた。10パックぐらい」
●藤枝市からの来場客:
「朝7時ぐらいに到着した。目当てはサクラエビとシラス。買えれば買えるだけ買いたい。たくさん買いたい」
開場から30分以上が経っても、行列は途切れることがありません。特に人気を集めていたのが…。
新鮮なサクラエビを使った、かき揚げです…! 揚げたてのおいしさはもちろん、1枚300円という手頃な価格も人気の理由。朝市の目玉商品の一つとなっていますが…。
あまりの人気ぶりで、あっという間に完売。毎年、このかき揚げを購入しているという人は…。
●来場客:
「年に一度の楽しみ。こんなに大きくてエビだらけで。(食べて)おいしい、エビの香りがばっちり」
一方で、例年“朝市の目玉”となる、当日水揚げされた新鮮な生シラスの販売ですが…。中止を知らせる看板が…。
●大井川港朝市 榊原昇次 実行委員長:
「やっぱり石油、燃料が不足していて漁に出なかった期間が多かった。それがかなり影響している」
イラン情勢の影響で、船の燃料の軽油が十分に確保できず、大井川漁協では、今も給油の制限を余儀なくされています。
漁に出る回数が減った上に一時の不漁も重なり、生シラスの販売は、不漁で取りやめた去年に続き、2年連続の中止となりました。
● 漁師 杉本寿則さん:
「自分たちもシラスをとって生活している。漁もそうだし、燃料が無いと漁自体も出ることができないので、そういう不安がある」
生シラスがない中、訪れた人たちが行列を作ったのは…。
タラやアジの「つみれ」に、にんじんやネギなど野菜もたっぷりと…! そこに、サクラエビをトッピングした「漁師鍋」です。
こちらも毎年恒例ですが、これまでは500杯の無料配布だったところを、今年は焼津市制75周年を記念して、過去最大750杯の大盤振る舞いです…! 行列の先で受け取った、無料の“絶品ごはん”に、訪れた人たちは…。
● 来場客 中学生女の子:
「エビがサクサクしていておいしかった」
●来場客( 親子):
「(子どもにあーんして食べさせる→子ども喋らないけど喜びの動き)」
母「子どもでも食べやすいのでおいしい」
子ども「おいしかった」
大人気の漁師鍋。750杯が1時間足らずでなくなりました。
●大井川港朝市 榊原昇次 実行委員長:
「暗い話が続くが、気分転換してもらえればうれしい。できるだけ皆さんの協力をいただいて、来年も盛り上げていきたい」