「応急工事」で「再度」免れる…去年と先週同じ場所が決壊した敷地川 静岡・磐田市
去年の台風15号に続き、今回の大雨でも堤防が決壊し氾濫した静岡県磐田市の敷地川は。
林輝彦アナウンサー:「依然、川の水は茶色く濁っていて、川の流れも少し早く感じます。決壊した堤防には土嚢がたくさん置かれていて、きょうも盛り土をするなどの応急工事が急ピッチで行われています」
磐田市を流れる敷地川は去年の台風15号で堤防が決壊。先週の大雨でも同じ場所が決壊し、再び、川の水と土砂が住宅などを襲いました。
9日未明に降った雨では、堤防の決壊を防ぐことができましたが、9日も土のうを置いたり、盛り土をしたりするなど応急工事が急ピッチで行われています。
静岡県によりますと、今後は敷地川の災害を含め、被害と復旧対策をまとめ、県から国に対して復旧の補助金申請をするための災害査定を8月をめどに行うということです。