ヤングケアラーは22人に1人の割合 うち2割が「学校生活に影響がある」と回答 静岡県
家族に代わり介護や家事を行う子どもたち、いわゆる「ヤングケアラー」がおよそ22人に1人いることが静岡県の調査でわかりました。
県が昨年度、小学5年生から高校生のおよそ23万5000人にアンケートを行ったところ「家族のケアをしている」と回答したのは1万782人で、およそ22人に1人の割合となりました。このうち2382人は「学校生活に影響がある」と回答しています。また1日4時間以上ケアを行いながらも「特にきつさは感じていない」という回答もあり、県は「ケアすることが当たり前できつさを自覚していない子どもがいる」と分析しています。県は「市や町と連携して支援体制を構築したい」としています。