母「喪失感が分かるか」…8歳男児が死亡した事故の裁判 検察は拘禁刑2年6カ月を求刑

 静岡県伊東市で8歳の男の子が車2台の追突に巻き込まれ、死亡した事故の裁判で、検察は被告の男に拘禁刑2年6カ月を求刑しました。

 起訴状などによりますと、伊東市の被告の男(58)は、2025年10月、国道をぼんやりと運転して、停止中の車に追突して押し出し、横断歩道を渡っていた8歳の男の子を巻き込み死亡させた罪などに問われています。

 13日の裁判で男の子の母親が証言台に立ち、「あと2秒気付くのが早かったら事故は起きなかった。ずっと一緒だと思っていた人を失った喪失感が分かるか」と男に訴えかけました。

 検察は衝突直前まで車に気付いておらず、男の過失は極めて大きいなどとして、拘禁刑2年6カ月を求刑。一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。判決は26日に言い渡されます。

母「喪失感が分かるか」…8歳男児が死亡した事故の裁判 検察は拘禁刑2年6カ月を求刑