静岡・御前崎市長が知事に報告 産廃処理施設の事業者撤退受け
市内に計画されていた産廃処理施設の事業者が撤退を決めたことを受け、静岡県御前崎市長が報告のため県庁を訪れました。
御前崎市の産廃処理施設の建設計画をめぐっては、2019年の住民投票で反対票が9割を超え、柳沢重夫市長が事業者に計画の中止を要請していました。
許認可権を持つ県に協力を依頼してきた柳沢市長が川勝知事に感謝を述べると、知事は「住民投票の結果に真摯に対応したのは住民の代表としてあるべき姿」と対応を評価しました。
御前崎市は3月22日の議会で、事業者に対して土地の賃料およそ3300万円を返還することを決め、近く正式に契約が解除される方針です。